pesanteurの日記

simone weil に私淑し数十年。暗い夜は乗り越える他に、寝過ごすという手もあることに気づきました。

正しいことは報われるのか

仕事をしているとき、むろんそうでないときも、正しくありたいと願っています。

傍からみれば、正義漢とか面倒臭いとか言われていることでしょう。

 

なぜ正しくありたいと願い、そのように振る舞うか。

それは自分自身にとっては、一番楽だからです。

その場そのばで、理屈を考えなくてもいいし、つじつま合わせをする必要もない。

お気楽な生活を楽しめるというわけです。

 

この話をすると言われるのが、正しくあることで例えば上司と衝突したらどうするのよ、とか、何かいいことがあるのか、とか。

 

上司との衝突、あります。ただしお互いにアフォではないので、寸止めで回避します。私の考え方が伝わればそれで十分です。

 

何かいいことがあるのか、自分は楽ですが、報われるとは限りません。

報われるために生きているわけではありませんし。

そうは言っても、くやしさを感じる気持ちもあります。ご褒美はないの?

 

私が時々読み返す本があります。聖書、その中でもヨブ記です。インターネット上でも公開されています。

http://bible.salterrae.net/kougo/html/job.html

 

好きな物語なので、ツイッターでbotも作っています。

ヨブ記(Book of Job)  (bibleのあとにアンダーバー二つ、そしてbot

 

人生に誰かが投げ与えてくれるご褒美はなく、自分でご褒美を見出すものです。私はヨブ記からそのようなメッセージを受け取りました。

 

ヨブ記を牧師さんが解説しているサイトがあります。

ちゃんとヨブ記を読みたい方に向いています。

http://www2.plala.or.jp/Arakawa/job_index.htm