意地でお腹はいっぱいにならない
「意地を張っても仕方ない、生きなきゃいけないのだ」ということを、少し前の八重さんが言っていました。
意地は生きる上での矜持。背中を支える大事なものではあるけれど、支えでしかない。意地のために死ぬことはない。周りから何を言われても気にすることはない。周りの意見は無責任だと思えばいい。
意地や、周りに責任を押し付けて死ぬのは簡単だ。でもそのことそのものが無責任じゃないだろうか。いっときは寝たふりをしたり、気づかないふりをして、意地や周りをやりすごすのも悪くない。
いっときカッコ悪くても死にはしない。だれだって寝起きのボケボケを見られたらカッコ悪い。シャンとして生きる心があれば、恥ずかしくはない。逃げとか甘いとかそういう言葉は、一時忘れよう。
八重さんのセリフを聞いて、なんだかそんなことを思いました。